今回は私がAWSの認定資格であるクラウドプラクティショナーの試験合格にいたるまでの手順をみなさんにご紹介したいと思います。
私は現在、技術者として勤務していますが、トレンドのインフラであるAmazon Web Servicesについてはそこまで深く関わらずにこれまできましたが、最近関わることが増えたのと資格取得補助が会社から出るので、この資格を取ろうと思った次第です。
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自己紹介
まず簡単に私の自己紹介をします。
- 勤務年数は7年
- ほぼアプリケーション開発の案件に携わりインフラ関係の知識はほとんどなし
- 今まで携わった案件ではAWSを使用していたものの実際に構築などは行わず、触っていた機能は仮想サーバの起動停止などまで
- 取得にかかった期間4か月くらい(片手間でやっていたので時間かかりました)
以上の状態からAWSの認定資格であるクラウドプラクティショナー取得までに至った経緯を記述します。
AWSとは?
そもそもAWSとはなんだという方もいらっしゃるかもしれないので、ここで簡単に説明いたします。
AWSとは大手通販サイトのAmazon.comが提供しているクラウドコンピューティングサービスとなります。簡潔に説明しますと現在自社内で物理的にサーバーを構築してシステムを運用している会社が、クラウドコンピューティングサービスを利用しクラウド上に仮想サーバーを構築することで自社内にサーバーを持つ必要もなくなり、サーバーの物理的な管理をAWSが行ってくれるようになります。停電とか火事、破損のリスクがなくなる上にサーバーを増やすとなった場合でも簡単な操作でものの数分でサーバーを構築することができます。
こういった利点があるクラウドコンピューティングサービスは昨今、急激にシェアを伸ばしています。その中で、シェア率がトップなのがAWSというわけです。
AWS認定資格とは?
AWSがクラウドコンピューティングサービスなのはわかったが、認定資格とはなんぞやという方もいると思います。こちらは運営している企業であるAWS自体がサービス利用者のサービス習熟度に応じて発行する資格となっています。
これがなぜ必要かというとAWSのサービスの数は現在200個以上となっており、プログラム未経験者はおろか経験者でもあらかじめ勉強していないとどのようにサービスを使えばいいのかわからない難易度になっています。使いこなせることができれば非常に便利で強力なサービスなのですが、入門のハードルは意外と高くなっています。
そこで一般的な企業はAWSでのサービスを利用する際にシステム会社に対して依頼をすることが基本となるのですが、依頼するシステム会社の担当者がどの程度AWSへの習熟度があるのかどうかを表す指標としてこの認定資格が使われることとなるのです。(AWSの導入サポートする企業がAWSのパートナーになっているなど、企業としてのライセンスなどもあります。)
「AWS クラウドプラクティショナー」について
AWSの認定資格は一つではありません。基礎、アソシエイト、プロフェッショナル、専門知識などのいくつかの認定資格があります。その中で今回は基礎である「AWS クラウドプラクティショナー」を取得したので、その取得までにしたことをご紹介します。

資格取得までにやったこと
1.書籍を購入して勉強
2.Udemyのストリーミングサービスと問題集で勉強
上記、2点が主要な勉強方法となりました。詳しく記述していきます。
書籍を購入して勉強
まずは書籍を購入して勉強しました。購入したのは「AWS認定 クラウドプラクティショナー」となります。

よーし、やるぞー
こちらを購入して最初から1ページずつ重要そうな部分をノートに書き写して毎日少しずつ進めていきましたが全然減らない残ページにもともと勉強自体得意ではない私は途中で挫折しました。

やっぱり手を動かさないと頭に入らないなー
などど言い訳を考えていた私は社内で別のAWS認定資格を取得した方のインタビューを見てUdemyというストリーミングサービスのことを知りました。
Udemyで勉強開始
Udemyでクラウドプラクティショナーの講座を購入ました。こちらの講座は動画を見ながら実際にAWSをアカウントを作成したり、サーバー構築や設定などを行います。書面ではわかりづらい内容を実際の操作画面で一緒に操作しながら学ぶことができました。機能の概要などの説明も動画での説明なので視覚、聴覚でインプットできるので個人的には書籍よりも頭に良く入ってきていたと思います。
これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き)

上記のコースでも簡単な問題集がついているので知識の習得としては十分かもしれませんが、より多くの問題集がセットになっている講座も私はやりました。

問題を多くこなした方がより身につく感じがする
【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

上記のコースは実際の試験問題数である65問×7のセットとなっています。基本と応用の問題があるので問題難易度的にも実際の試験とあまり違いのない内容となっていました。

基本と応用の問題のセットを正答率が90%超えるまで何回もやりました
基本的にはUdemyの上記2コースで勉強しましたが、書籍には書籍だけにある情報などもあったのでコース修了後に書籍を読んでみて知識を補填しました。
Udemyは一度購入すれば何度でも動画を見て学ぶことができます。視聴期限などもないので期間が空いても再度視聴することが可能です。さらに動画の再生速度を0.5倍~2倍の間で変更できるので1.25倍で再生して視聴時間を節約などもできます。
試験本番
AWSの認定資格の試験ではオンラインでも受験することができます。PCについているPCカメラを通して試験管が受験者を監視するような形での受験となります。オンラインでの受験方法に関しては他のサイトでもいろいろな方が体験談をあげてらっしゃるのでここでは割愛いたします。
さて、本番の試験では今まで勉強した内容が役に立ったかどうかですが…
勉強内容と同じテスト問題の内容ではないけれど、今まで勉強した内容から問題の選択肢を絞れる。

ピッタリ当てはまる問題もあることはあったけど、当てはまらない方が多かった。しかし、講座を受講する価値は十分にある。
問題をよく読んで対象サービスの内容などを理解できていれば簡単に答えられる問題が多かったイメージです。ただ、問題文自体が英語からの翻訳となっているので少しわかりづらい内容となっている問題が存在します。その場合は問題文を英文に切り替えられるのでそちらで確認することをお勧めします。
まとめ
「AWS クラウドプラクティショナー」の認定資格はUdemyなどの動画ストリーミングサービスを利用して問題集をしっかりやれば技術者ではなくても取得することは難しくないと思います。取得するための期間についても、しっかりと本腰を入れて勉強期間をとることができれば一か月でも取得可能だと思います。

実際の試験問題に近いテストを何度も繰り返すことで記憶に焼き付けるのが一番手っ取り早い。
以上です、ありがとうございました。
はじめまして、システム開発部のHKです。