在籍18年。この会社を辞めなかった理由。

この会社に未経験エンジニアとして入社して約18年。

自分でも驚くほど長く勤めてきたな・・・と感慨深いです。

流石に18年も勤めると話したいストーリーが山ほどあるのですが、

今回はなぜ続けてこれたのか?

そこに焦点を当てて書いていきたいと思います。

自己紹介(サムネ写真一番左です)

当時を振り返って簡単な自己紹介をしてみたいと思います。

  • 年齢:21歳
  • 前職:音楽関係
  • プログラミング経験:全くなし
  • IT知識:全くなし
  • PC経験:DTMやらで遊ぶ機会が多かったので、普通の人よりは慣れていたかも

当時は音楽業界で食って行こうと思っていました。

ただ業界の先輩達を見ていると、このままずっと続けていける未来が見えず、

一度違う業界で働いてみようと考えていました。

全くの異業種・未経験でITの世界に飛び込んだのが、この会社との出会いです。

辞めなかった理由、正直に話します

「18年も何故辞めなかったのだろう?」

もしかしたらそう思う人の方が多いかもしれません。

正直私も転職しようかな・・・と思った事は0ではありません。

未経験から入った自分には考えられないような会社からオファーがあったり、

友人・知人からリファラルのお誘いがあったり。

非常に迷ったことは事実です。

それでも今気づけば18年。

管理職として育成の立場になった今だから、残った理由を話してみたいと思います。

30代、正直キャリアに迷いが

経験年数も約10年ほど経ち、できることや自信もかなりついてきました。

その反面このままでいいのか?という気持ちが出てきた時期でもありました。

新しいプロジェクトに入ると技術的な要素は変わってくる事はありますが、

基本的にはこれまでの経験から対処できること、流用できることなんかが増えてきて、

果たしてこれは

成長しているのか

それとも停滞しているのか

なんて事を考える機会が多かったように思います。

今思えば経験値があったとはいえ失敗もしていたし、

まだまだ学べる所も多かったので

天狗にも程があるぞ?

とお説教をしてあげたい気分です。

未経験だった自分を育ててくれた

未経験で入社しましたが、本当に何もできない状態でした。(PCは前述の通り少しできた)

そして当時21歳。尖りに尖りまくっていた時期です。

こちらも今思い返すと非常にやっかいな後輩だったなと申し訳ない気持ちになります。笑

それでもそんな私に根気よく向き合ってくれたと思います。

何が分からないのか

どうすればいいのか

何を勉強すればいいのか

次はどのプロジェクトに入れば成長できるか

どこを伸ばすべきか・・・

何か文章に書くと「そんなの当たり前で普通じゃん」

と感じますが、そこはやはり会社の雰囲気・上司・先輩達の人柄や熱量で大きく変わってくると思います。

データ上で分析して「このメンバーはこの対応」という形式的なものではなく、

しっかり個人を見て考えてくれた所がボディブローのようにジワジワ効いたなと。

任せてもらえたし、失敗も責められなかった

中堅になってくると、今度はかなりの裁量を任せてもらえるようになりました。リーダーやマネージャーはもちろん採用や社内研修等も経験させてもらいました。

もちろんすべて成功した訳ではありません。

売上・利益面で結果が出ない事もあり、正直かなり悔しい思いもしました。

それでも会社には全く責められませんでした。

責める・評価が落とされるどころか、

「挑戦したこと」

「大変な状況の中でもやりきったこと」

を評価してくれました。

社風的にも数字のみで判断する会社ではないと頭では理解していましたが、

この時にプロセスを見てそれを大事にしてくれる人たちがいる事を実感しました。

何が理由でこの会社に残っているか?

一つに絞るのは難しいですが、このことは私の中で非常に重要な部分になっています。

18年で会社も自分も変わった

18年も期間があると当然ですが、変わったのは私だけではなく会社も変わってきています。

組織としてはフラットになってきたなと感じます。

昔に比べて若手が発言しやすい雰囲気にもありますし、現場の声も拾われやすくなってきました。

リモートワークの導入などで働き方そもそもが大きく変わったこともありましたが、

それ以上に一人ひとりの意見を大事にする空気が根付いてきた印象があります。

自分自身の変化で言うと一番大きいのは

「自分の成果」より「チームの成果」を考えるようになったことかもしれません。

若手の頃は自分がいかに現場で評価されるか、実績を残すかしか考えていませんでした。

それが管理職になってから変わっていきました。

メンバーの成長やチームでの成果が嬉しく感じるようになってきました。

かつて自分を見てくれていた先輩たちのように、

今度は自分が誰かにとってのその存在になれているか。

そんなことを考えながら仕事をしています。

在籍18年。今思うこと

当時21歳尖っていた若手であった私は、一緒に働く人なんてどうでもいい。自分の仕事をするだけ。

と思っていました。

今現在思うことは何をやるかも大事ですが、

誰とやるか

は本当に重要な要素だということ。

スキルややりたい事は、もしかしたら他の会社の方が選択肢があるかもしれません。

それでも自分に合う人たちがいる環境はそう簡単には見つかりません。

転職を考えていた当時の自分に言えるとしたら「周りの人をちゃんと見ろ」と伝えたいです。

求職者の皆さんにもお伝えすると、

給与や技術スタックはもちろん大事です。

でも面接や説明会で「この人たちになら、失敗を見せられるか?」

そんな視点を持ってみてもいいのではないかと思っております。

長く働けるかどうかは、案外そこだったりするかもしれません。