はじめに
こんにちは。研修センターで新人研修の講師を担当しているhodaです。
先日IPA(情報処理推進機構)の情報処理安全確保支援士試験を受験したので、そのレポートをしようと思います。
受験のきっかけ
R4年度秋季の応用情報技術者試験に合格しまして、高度試験について2年間は午前Ⅰ試験が免除になる権利を得ました。
言い換えれば起床試験の緩和(午前Ⅰ受験者より1時間遅く起きても大丈夫)でもあるのですが、この権利を行使しないわけにはいかない!と思い、高度試験の受験を志しました。
中でも情報処理安全確保支援士試験は出題内容が応用情報の内容と似た部分も多く、高度試験の中でも合格しやすい難易度ということで出願をしました。
使った教材
参考書についてはALL IN ONE オールインワン パーフェクトマスター 情報処理安全確保支援士 2023年度版 [すべてをこの一冊で! ](TAC出版) (情報処理技術者試験) | TAC情報処理講座 |本 | 通販 | Amazon のkindle版を購入しました。
書籍購入については補助が毎年出るためそちらを利用しました。技術書や参考書は価格が高いのでこの制度は結構助かってます。
他、過去問題の演習は情報処理安全確保支援士過去問道場|情報処理安全確保支援士.com (sc-siken.com)を利用しました。
ユーザー登録をすると回答の正誤を記録してくれるので自分の苦手な分野を見つけ、集中して解くことができます。
勉強の仕方
私は基本的に通勤や外出時の電車の中で資格の勉強をすることが多いです。これは今までの資格の勉強でも同様でした。
しかし、昨年末から育児休業に入っており電車での移動機会も激減。育児疲れもあり、子どもの就寝後に勉強する気力がなかなか湧きませんでした。
そこで、たまに子どもを連れてカフェに繰り出すことで勉強時間を少しずつ確保していました(ハイ○インとたまごボーロ必携)。
育児休業に関する記事はこちら↓↓↓↓↓↓↓
勉強の内容については、まず参考書を一通り読んだ後にひたすら午前Ⅱの過去問演習をしていました。というのもIPAの選択問題の多くは過去に出題された問題がそのまま出題されるためです。加えて、過去問を繰り返すことで知識が定着していき、新規の問題にも対応できるようになります。何度も間違えるような分野は再度参考書を読みこんで学習を深めました。
午前Ⅱが鬼門だったため、午後Ⅰ・Ⅱの過去問題に取り組み始めたのは試験2週間前からと遅くなってしまいました。もう少し早くから見ていれば該当分野の苦手なところを補強できたのかなと反省しています。
受験した結果
育休中であまり勉強できなかった割にはまあまあ戦えた気がしています。
午前Ⅱは過去問を重点的に取り組んだ効果もあり、マークミスがなければギリギリ通過しているはず。
午後Ⅰの問1はJavaのセキュアプログラミングが題材でした。弊社はJavaをメインに開発しており、専門分野で得点源になっているはず……。問3もクラウドを使用したリモートワーク環境構築が題材だったのでテレワークを経験した身としてはイメージしやすかったです。
午後Ⅱは問1を選択。Webシステムを対象としたセキュリティテストの実施が題材でした。
解答欄は埋めましたが、あまり手ごたえはなかったです😢

合格発表は6月末なので、あまり期待せず待とうと思います 0(:3 _ )~
今後
秋季試験については再度支援士試験を受けてもよいのですが、秋季のみ実施のプロジェクトマネージャ試験も興味があり、そちらを受験しようと考えています。
ただ、終わったばかりでIPAへのモチベーションが上がらないので、夏まではAWSのソリューションアーキテクトの勉強をしようかなとぼんやり思っています。
資格試験の勉強をすると自分の知識の広がりや深まりを実感でき、成長を感じられます。「実務に役立たない」などと思わず挑戦するとよいですね。
なお、基本情報技術者試験については下記記事にもレポートがあるのでぜひご覧ください。通年実施になったので受験しやすくなりましたね。
弊社では資格取得に対する報奨金制度があり、高度試験合格となると基本情報や応用情報と比べて金額の桁が変わることも大きな動機です(* ̄m ̄)